雨天による変更の謝罪
先ず初めに、本日エアコン取替工事をご依頼いただいておりましたお客様へ、雨天による変更のご案内により本日お伺い出来なくて申し訳ございませんでした。
昨日から高い確率で降水の予報がでておりましたが、実際の天候は当日になってみないと分からない事も多々ございます。
本日朝の時点で雨が降っており、この後も降ったり止んだりの予報となっておりました。
以下、雨の日のエアコン工事リスク
1.エアコンの取付工事は冷媒配管への異物混入は絶対に避けなければなりません。多少の埃や湿気ぐらいなら真空引きにて除去できる可能性はございますが、製品に対するリスクは完全に除去出来ません。
冷媒に雨水などの混入があった場合は、たとえすぐさま故障や異変が確認出来ない場合でも、数日後、数年後に異変が生じる可能性が大いにございます。
つまりメーカー想定の設計上の標準使用期間10年よりも前に故障などするリスクが高まる、との見解になります。
2.エアコン製品は冷媒管以外にも出来るだけ雨に濡れてはいけない部分がたくさんございます。基盤などの電子部品はもちろん、連絡電線なども使用しております。
3.作業者が雨に濡れるということは、お客様のご自宅を汚す可能性がございます。せっかくなのでわざわざ場所やご自宅を汚すような事はしたくありません。
4.電動工具類への雨水混入による破損。商売道具でもある電動工具が直ちに故障してしまっては優良な工事は出来ません。特に真空ポンプやデジタルゲージなど肝心要の電動工具は必須となります。
5.高所作業による危険性。屋根の上の作業や長ハシゴを使用した作業はもちろん、外部での脚立使用も危険を伴います。雨で滑りやすい状況でしたら作業を回避するのが妥当な判断となります。
上記の様な事由により、雨天や、この後雨天となる可能性がある場合は工事日程の延期をまずお電話にてご相談させていただいております。
本日はこの日程変更のご相談の時点で、こちらの説明不足ということもありお客様からキャンセルとの申し出により承ることとなりました。
当然のことながら、こちらにも反省すべき点は多々ございます。
以下、反省点
1.当ホームページ、(お申込みにあたっての注意事項)へ雨天の場合は日時を変更させていただく旨の記載がございますが、分かりにくい部分があったかと存じます。メールでご予約頂いた場合は必ず記載しておりますが、お電話にて直接ご予約いただいた場合は注意事項をお伝え忘れをする場合がございます。
2.直接来てから確認してくれ。とのことでしたが、お客様に確認したところ、庇がないとのことで確実に雨水がかかる状況が想定されましたので、現地に伺った場合も同じ説明になる、と説明させていただきました。お客様からすると現地確認もせずに断られた様な感情になったかとお察しします。
3.私自身の説明が言葉足らずで悪かったこと。お客様からお𠮟りをいただき余計に分かりにくい説明になっておったかと反省しております。
ただご理解を頂きたいのは、こちらとしてもお仕事になりますので当然仕事を予定どうり進めたい気持ちは当然ございます。しかしながら、少しでも永く使用していただきたい大事な商品を安易な状況判断で遂行してしまうのは、優良な職人とは思えません。人によっては少々の雨なら関係なく遂行してしまうでしょう。お客様の為にならないなら、当店の方もメリットはありません。
1つ勘違いいただきたくないのは、雨天=延期ではありません。現に昨日も雨天の中、2軒お伺いさせていただきましたお客様は、少量の雨で庇が一応あるとのことで訪問したところ、ギリギリ雨のかからない状況により、無事に工事を完遂することができました。工事の内容や雨天の状況、現地の状況によるということです。
ですので、まずは電話にて状況確認をさせていただき判断するか、現地確認のうえ判断するか、ということになります。
繰り返しになりますが、この度は数日前からご予約いただいておるにもかかわらず、本日の工事を完遂出来ることが出来ずに誠に申し訳ございませんでした。
今後は、今回いただきましたお客様のお声を機に、当店のホームページの編集、注意事項によるアナウンスなどを心がけ、業務改善に努めて参ります。
何かご不明点などございましたら、お問合せページのメールフォームよりお気軽にお尋ね下さいませ。
今後ともナカデンクリエイティブサービス(株)をよろしくお願いいたします。
2024年03月24日 15:59